読む

ウォームアップ?のつもりで「ポッピズム」を本棚から引っ張り出して読む。ポップであることの栄光と悲惨?グラマーで底抜けに孤独な感じ。

新潮文庫で「移動祝祭日」。その流れでウィリアム・ワイザーの「祝祭と狂乱の日々1920年代パリ」を本棚から引っ張り出して読み、ジャネット・フラナーの「パリ点描1925-1939」を読む。「移動祝祭日」にはマッチョなロマンティズムを感じてしまうのだけれど、…

カイエから出たヒッチコックの映画をもとにしたレシピ集を送ってもらう。「ロープ」にでてくるサラダとか、「鳥」のバースデイケーキとか…

ほしよりこ「僕とポーク」

この2〜3日、発売はまだだったらしいのにフライング気味に探し回った。今日の仕事後に無事買う。「たべるトンちゃん」へのアンサー!と自分では勝手に思った表題作がとにかくすんばらし。カバーはカラーコピーして壁に貼りたい。1話目のたろちゃんもすご…

読んだものメモ 大西巨人「地獄篇三部作」(面白い!大西巨人の文章はとても癖になる) バージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」(出だしの1行から最後まで、引き込まれるように読む。リニューアルの集英社文庫版。訳者あとがきでの、間接話法を日本語にどう訳…

読んだものメモ アリス・マンロー「イラクサ」(表題作と「恋占い」が好き) 西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」(もっとオソロシイ本かと思っていた。便座上げとけって言ってんだろ!ってキレるところが印象に。自分はむしろ下げとけよ!だけどね) 古川日出…

「かくして殺人へ」カーター・ディクスン

最高に面白かった。ラブコメで本格で、ヘンリー・メルヴィル卿が最高に魅力的です!私はこういうものは読めない、などと人間思ってはいけないんですね!貸してくれてありがとなー。

ロス・マクドナルド「さむけ」

貸してもらって読みました。初ロスマク、初リュウ・アーチャーです。訳のせいもあるのでしょうが文体がフラットでよいです。リュウ・アーチャーも余計なおしゃべりやら独白やらをせずに大変好ましい。そしてこの結末は! The Chillというタイトルがぴったり…

「東京膜」渡辺ペコ

演芸祭までの待ち合わせ時間にヴィレッジヴァンガードで「間取り漫画」という惹句に激しくひかれて購入。「蛇にピアス」の漫画版描いた人なのですね。とても面白く読む。特に「かぶと山トレッキング」が良くて泣く。子供と移動と家と!どの話も女子がとても…