「切られ与三郎」&「弁天小僧」@新文芸座

日曜日から8連休のゴールデンウィークです。今日は池袋まで出かけて新文芸座市川雷蔵特集から、伊藤大輔2本を見た。今こそ言いますが、「死んだはずだよお富さん♪」というのは、かなり昔のNHKの朝の連続ドラマの主題歌かと、ずーっと思ってました。死んだと思ってたお富さんと書生さんが繰り広げるラブコメみたいな。どうしてそう思っていたかは自分でも分かりません。とにかく、与三郎は女難の相が出まくりでした。「弁天小僧」は刺青のとこで、まさか源氏九郎みたいに一人二役遠山金四郎が…とか勝手に深読みしたのですが、金四郎は勝新だった。どちらも、おかしな感じもありつつ非常に悲しく陰惨な話でした。雷蔵は江戸の若い衆というのがやっぱりいいと思います。現代劇では清原にそっくりだと思うのですが、あまり賛成してもらえません。
6月は勝新特集のようで、予告編で「悪名」の予告が見れて嬉しかった。山茶花究がかっこいいと思った。しかし、文芸座はきれいで、スクリーンが大きくて、座席もゆったりで、売店も充実だし、従業員の人の感じも良くていいなあといつも思います。