[旅行]式根島1日目

4時頃起きて早朝の東京を突っ切って浜松町へ。7時半発のジェット高速船で式根島へ向かう。高速船は思ったよりも小さくて、家族連れを中心に満席。桟橋近くのコンビニで買った蒸しパンとコーヒー牛乳を食べてから眠りなどしているうちにあっという間に10時過ぎには式根島についてしまう。高速船は揺れないし快適だけど、少しだけ酔った。港で民宿の送迎あり、お宿は「げんべい」というところ。民宿に泊まるのは小学生以来、かと思ったけど高校生の時の合宿ってのもあったなあと思い出す。少し休んでから支度をし、部屋にあった島の地図を片手に宿近くの石白川海岸に行く。こじんまりとした入り江の海水浴場で、砂も水もきれい。売店でパラソルとゴザを借り、のんびりとする。持ってきた「いしいしんじごはん日記」を読んだり、眠ったり、カレーとビールでお昼にしたり、海に入ったり。水は最初とても冷たく感じたけれど入ってしまえば大丈夫だった。もぐると小さな魚が見える。
14時くらいまでそんなふうにしていて、温泉に行ってみようということで荷物をまとめて松ヶ下雅湯→足付温泉→地鉈温泉と回る。自転車で行けばよかった...と後悔したけど歩けないこともない距離ではある。すべて海中温泉で水着着用。潮の加減によっては熱くて入れないことがあるようだけど、行ったときにはちょうどよい湯加減だった。一番気に入ったのは足付温泉、そして最大のインパクトは地鉈温泉。本当に岩山を鉈で割ったようなところをはるばる下に降りていくと、海との境目あたりに赤茶色い温泉があった。周りの岩肌にはびっしりとフナムシ、お湯もなんとなくぬらぬらとして磯臭く、入るまでにかなり迷う。先客のカップルが親切に湯の熱いところや足場の悪いところなど教えてくれた(宿も一緒だったことが後で分かる)。周りの岩肌には入湯記念に彫ったらしい名前などがあり、戦前のものもあったりした。
地鉈温泉を後にして、歩いて宿まで戻る。だいたい島の地形とお店などが分かった。宿に着いたらお風呂に入り、コイン式の洗濯機があったので洗濯。夕飯のあとは少し散歩して、雑貨ストア兼土産物屋で名物らしい牛乳せんべいを土産に買い、お菓子と焼酎を買って宿の部屋でテレビ見つつ飲んでから早めに寝る。